人の身でありながら魔素を用いて超常的な能力を行使する者。人間にとっての"あり得ないこと"を起こす研究者。
起源としては妖魔、多くは魔女と契約して魔術を学び、マナを変換した魔素を消費することで超常的な能力を使うことができる人間である。
ひとりの人間の寿命では到底魔術の研究を果たすことは不可能であるため、代を重ねて研究を子に継がせる。また短命の傾向があり、50歳まで生きられたら大往生。
由緒正しい魔術師は、何代も続く古い家門を持ち、研究のための資金を維持し続けられる境遇、いわゆるお金持ちであることが多い。
特に組織を作って動いているわけではなく、人間に害を成そうとする者もいれば、人間の生活をより良いものにする手助けをする者もいる。そのため一概に退治対象にされることはない。
とはいえ、魔術は危険物と紙一重であり、コントロール方法を学ぶべきとされているため、家庭だけでなく学校等の専門機関にて魔術を習得することが求められる。
人間性としては、世間知らずであることがほとんどで、道徳・倫理観が欠けている傾向にある。対人関係が上手く築けず、対人距離が近いか、交流の一切を遮断するなど極端な様子が見られる。
通常であれば生家で家系魔術について研究する人生を送るため、外部で就職…例えば退治職になっているような魔術師は、家から見放されたか、家を継がないと定められた者であることが多い。
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